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外国語第一部門(英語)

駒澤大学の英語カリキュラムにつて

外国語第一部門は、以下の点を英語教育カリキュラムの目的と考えています。

 (a)学問の基礎教育としての英語

 (b)運用能力を養成するための英語

(a)大学での英語教育は読む力をその基本に据えて、多様な分野にわたる文献を読みこなす読解力を養成し、専門分野の英文を読むための基礎的な技術を学ぶことを目的とします。また英語で表現する能力として、文章から段落へ、段落からエッセイやレポートへとつながる、英文を書くための技術、さらには専門的な研究成果を英文にまとめる基本的な技術を身につけることも、大学での英語教育の基盤になることです。この英語力を培うための必修科目が、英語IBa, IBb, IIBa, IIBb, IIDa, IIDbの6科目です。すべて半期科目(各学期完結)です。

(b)英語がリンガ・フランカ(国際共通語)の役割を果たすようになった現在、英語の習得を実用的にとらえ、国際化社会に対応するためのコミュニケーション能力を身につけることが、ますます必要になってきています。英語を聞く・話す能力をいっそう身につけてもらいたいと思っています。この英語力を培うための必修科目が、英語IAa, IAb, IIAa, IIAbの4科目です。すべて半期科目(各学期完結)です。

 学習レベルについては、世界基準であるヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)の到達目標を参考にして、レベル0, I, II, IIIの4レベルとしています。必修科目と選択科目の学習レベルは参考1と2のようになっています。選択科目を履修するためには、レベルI以上の英語力が必要です(必修科目で初級クラスの学生は原則として選択科目は履修できません)。

 英語学習は、理解したことを実践して身につける必要があるため、原則として各クラス30名以下で編成されています。

1.必修英語科目

駒澤大学外国語第一部門

 必修科目では習熟度別に上級、中級(2レベル)、初級の4レベルで授業コースが開設されており、皆さんが受検した英語能力テスト(CASEC)のスコアに基づいて適切なクラスで学習し、単位取得を目指します。1年間は同じクラスで学習し、1年次後期末に再度受検する英語能力テストのスコアに基づき、2年次のクラスが決定されます。皆さんが十分に実力を発揮できるような環境でテストを受検し、2年次に適切な授業コースで学ぶことが、英語力を確実に身につけていく鍵となります。

2.選択科目

運用能力を養成するための英語科目で、1年生から4年生まで取ることができます。 学生それぞれの課題に沿って以下のように分類し、種別によってレベルを 3 段階に分けることで、より効果的なスキルの向上を目指します。

  • TOEIC (R) Listening レベルⅠ~II
  • TOEIC (R) Reading レベルⅠ~II
  • TOEIC (R) Speaking レベルII
  • TOEIC (R) Writing レベルII
  • 実用英会話(日常生活編・旅行編) レベルⅠ
  • ビジネス英語 レベルⅠ~Ⅱ
  • 英語プレゼンテーション レベルⅠ~Ⅱ
  • 英語アカデミックライティング レベルⅡ~Ⅲ
  • 学術英語資格試験 レベルⅡ~Ⅲ
  • 英語ディスカッション レベルⅡ~Ⅲ
  • 英語多読・多聴 レベルⅠ~Ⅲ
  • 英語クリエイティブライティング レベルⅠ~Ⅲ
  • パフォーマンス・イン・イングリッシュ レベルⅠ~Ⅲ
  • 学術英語読解 レベルⅠ~Ⅲ

それぞれのクラスの概要についてはこちらをご覧ください

3. 教養特別履修としての英語

言語、文化、歴史と社会などの幅広い分野を英語で学びます。学生の興味のある分野をその分野の専門教授が英語を用いて講義します。卓越した英語能力が身につくと同時にその分野での専門知識を学ぶことが出来ます。

駒澤大学外国語第一部門の画像現在、上記の講座はアクティブラーニングを基礎としています。アクティブラーニングとは能動的な授業です。実際に使える英語を身に着けるためにペアワークをしたり、グループでのディスカッションをしたり、テレビ会議システムを通じて海外の人々と話をしたりします。また、上級クラスになると、学生が自らの興味のある分野でプロジェクトを組み、主体的にプロジェクトをまとめ、英語で発表したりします。興味のある海外の出版物を選び、読解し、英語で要約し、自らの考えを 英語でまとめ、それを英語で発表したりします。 課題、作業、まとめ、発表、議論をすべて学生主体で、しかも英語を使って講義を進めることで、日常でもビジネスでも即戦力となれる英語スキルを身に着けることをめざします。

e ラーニングによる講師の密接なフォロー体制

Yestudy駒澤大学は e ラーニングシステムを独自に展開しています。宿題の提出はオンラインで簡単にできます。音声提出も問題ありません。フォーラム機能をつかった学生同士の意見交換などもできます。担当教員が授業以外でも各学生のプロジェクトの進捗や課題などを知ることができます。また、担当教員にはシステムを通じてメールでの問い合わせもできます。

授業の様子

授業の様子を動画でご紹介します。駒澤大学の英語クラスは学生のレベル、目的に応じた様々な英語のクラスを用意しています。こちらで紹介している動画はその一部です。

英語初級クラスの様子

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