総合教育研究部の坂野井和代教授が参加する研究チームが北海道で「夜光雲」の観測に成功しました

Date:2020.07.01 研究・授業
総務部 広報課

総合教育研究部自然科学部門の 坂野井 和代 教授が参加する研究チームが、北海道で5年ぶりに、3日連続「夜光雲」の観測に成功しました。

「夜光雲」は、地球温暖化の進行具合を表すと考えられている超高層大気での現象です。温室効果ガスである二酸化炭素が大気中で増加すると、超高層では逆に寒冷化につながり、これが氷の雲である夜光雲の出現頻度を増加させると予想されています。

今回の観測は明治大学理工学部の 鈴木 秀彦 准教授をはじめとするプロジェクトチームのメンバーとともに実施されたものです。詳細は以下のページもご覧ください。
明治大学【理工学部物理学科】鈴木秀彦准教授らが北海道で3日連続「夜光雲」の観測に成功

プロジェクトチーム

基盤研究(B)プロジェクト [衛星-航空機-気球-地上連携観測による中緯度帯における夜光雲発生メカニズムの解明]、中緯度夜光雲観測プロジェクト(研究課題番号:19H01956)]
明治大学:地球惑星大気物理研究室:鈴木秀彦(准教授)、中村優里子、遠藤哲歩(明治大学大学院理工学研究科)、名古屋大学:西谷望、北海道大学名誉教授:藤吉康志、紋別市役所/北海道大学大学院水産科学研究院:岩本勉之、 電気通信大学:津田卓雄、穂積裕太、高知工業高等専門学校:高田拓、駒澤大学:坂野井和代、情報通信研究機構(NICT):村山泰啓、坂口歌織、小川忠彦

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