その他部活動

DATE:2024.11.14その他部活動

今年も、全日本大学駅伝大応援会を開催!

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全日本大学駅伝大応援会(写真提供・駒澤大学)

駒澤大学は11月2日(土)・3日(日)の2日間、第21回ホームカミングデーを開催した。ホームカミングデーとは同窓生や現役学生・地域住民・教職員などが懐かしい思い出を共有したり、交流を深めたりするイベントだ。今年のテーマは「こまだい小路」。アットホームな空気感が楽しめる大学構内の企画をはじめ、オンラインのコンテンツも配信された。

3日には対面・オンライン同時開催のハイブリッド型で全日本大学駅伝大応援会が行われた。「第56回全日本大学駅伝対校選手権大会」(以下全日本)の応援企画だ。実況解説は応援隊長・M高史(本学陸上競技部OB)さん。学生ゲストには駒澤大学体育会應援指導部ブルーペガサス・リーダー部から梶原綾乃(経1)、早坂俊秀(地1)、チアリーダー部から坂本来海(経3)、河原林舞(G1)、ブラスバンド部から吉野颯馬(法1)が参加。駒大スポーツ編集部からも編集長の伊東俊翔(政2)、前田琴音(政1)が参加した。

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会場にはOBOGだけでなくファンの方々も!(写真提供・駒澤大学)

対面では昨年から駒沢キャンパスに特設会場を設けて企画をしている。種月ホール(3号館4階)に観客を動員し同時配信を行った。大きなスクリーンに地上波放送を映し出し、観客とともに駒大陸上部を応援した。会場では来場者へのインタビューやブルーペガサスによる応援も行われた。ブルーペガサスのリーダー部を中心に「Kコール」と「ファイトコール」で選手へ熱いエールを送った。ゴールに近づくに連れ、ホールの席が埋まっていく。終盤にはほぼ満席状態で多くの人々が応援に駆けつけ、OBOGを含む観客の生の声を聴くことができた。

オンライン企画では会場の様子をYouTube上で配信。リアルタイムで届くコメントからも駒大陸上部を応援する声が多く見受けられた。また、オンラインコンテンツとして、Xでのハッシュタグ企画も行われ、「#駒大がんばれ」をつけて投稿された質問や応援メッセージをM高史さんが読み、会場とオンラインをつなげた。

なかでも盛り上がった場面は、最終8区である。7区の篠原倖太朗(地4)からタスキを受けとった第7中継所地点で3位だった駒大。8区を走るのは山川拓馬(営3)。第7中継所時点で1位の青山学院大と2分47秒差でのスタート。先頭集団とかけ離れていた駒大はなかなかカメラに映らず、現地での状況がわからない。特設会場では「山川選手の走りがみたい、どんな状況か知りたい」という不安と期待が混ざる気持ちが感じとれる声援が聞こえてきた。そんななか、実況では駒大が追い付いているとの一報が入り、会場が大いに沸いた。そしてラスト1㎞、先頭集団を映し出すカメラが捉えたのは藤色のタスキをかけた選手。それは驚異的な追い上げを見せる山川だった。5連覇の目標を決してあきらめず区間記録に近いペースで力走し、青学大を抜いて1位との差28秒の2位でゴール。会場の盛り上がりは最高潮に達した。

2区までを終えて会場内には5連覇を諦めた表情が多くみられ、今回の優勝は無理だという雰囲気が漂っていた。しかし選手たちは5連覇を諦めず常に闘っていた。来年の箱根駅伝ではどんな戦いが見られるのだろうか。底知れない実力の陸上競技部、ファンの期待がさらに高まった。

第21回 駒澤大学ホームカミングデー公式サイト
https://komazawauniv-hcd-2024.com/ 
(別のウィンドウで開きます)

執筆者:前田琴音

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