仏教学部
智慧を磨き、慈悲を深め、自己を見つめる
仏教はインドに源を発し、中国をはじめ、中央アジア・東アジア・東南アジアの各地にひろがった宗教です。シルクロードは絹の道であると同時に仏教が伝わった道でもありました。20世紀には西洋社会にも伝えられ、仏教の影響は思想や芸術などさまざまな方面に及んでいます。仏教学・禅学を通じて、皆さんは長い歴史のなかで深められたさまざまな思想と、広範な地域で展開された豊かな文化のひろがりに出あうことでしょう。
-
禅学科
本学科の目的は、豊かなこころを育み、普遍的な人間力を身につけること。曹洞宗の開祖、道元禅師と瑩山禅師の教えを学び、さらに中国禅宗や仏教全体への洞察も深めます。
-
仏教学科
本学科では、仏陀の教えを現代に受け継ぎつつ、歴史、思想、文化などを多面的に考察しながら、現在をいかに生きるべきかを考え、知性、教養、豊かな人間形成を目指します。
仏教学部の歴史
- 1592年(文禄元年) 駒澤大学の前身「学林」を駿河台吉祥寺境内に設立
- 1657年(明暦 3年) 吉祥寺、駒込に移転「旃檀林」と命名
- 1905年(明治38年)「曹洞宗大学」と改称
- 1925年(大正14年) 大学令による大学として認可「駒澤大学」と改称
- 1949年(昭和24年) 新制大学に移行 仏教学部として再スタート